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患者さまが「きっと虫歯」と思っていても、正解とは限りません
「虫歯ができたので治療してください」と来院される患者さまがいます。しかし、診察してみると虫歯ではなく意外にもほかのところに痛みの原因があるケースも多いのです。ご自分でも知らなかったお口の状態について当院でよく知り、本来必要な治療を受けて健康的なお口を手に入れていただければと思います。
身近な地域の皆さまに貢献したいと思い、ここで開業しました
院長である私は生まれも育ちもここ宇都宮市で、自宅も当院から近いところにあります。開業するにあたり、身近な地元の皆さまに歯科医療を通じて恩返しをしたいと考え、この場所を選びました。
実際に来てくださるのはお近くにお住まいの方がほとんどです。しかし、中にはご家族からの紹介で茨城からいらっしゃる方や、お引っ越し後もわざわざ通ってくださっている方もいます。これからも、地域に貢献していきたいと思います。
初診の方も常連の方も、お悩みを伺うところから始まります
良い歯科治療には、きちんとした診断が欠かせません。私は診療する際、お悩みを聞かせていただくことを大切にしています。初めて来院された方でも2回目の方でも、ずっと通ってくださっている方でも、その姿勢は変わりません。お話の中から、お口の状態が悪くなった根本原因にたどり着くヒントを見つけ出したいと思います。
また、患者さまの中には過去に受けた歯科治療にご不満があって当院にいらっしゃるケースもありますので、当院にどんな期待を持っていらっしゃったのかも汲み取るようにしています。
開業以来、診断こそが治療の命という思いに変わりありません
当院は1993年に開業しました。その当初から、診断こそが治療の命という思いで、医学的に誤りのない診断をするように努めています。
患者さまには一見抜くしかないように思われる歯でも、医学的には抜くのは好ましくないという場合もあります。私は歯科医師として医学的見地に基づき、患者さまに歯科医療を提供していきたいと思います。
私の動きを先読みしてサポートできるスタッフに支えられています
当院のスタッフたちはそれぞれ個性や得意な業務がありますが、中でも助けられているのは私の動きを先読みして動いてくれることです。
治療中、患者さまのお口の状態を見て治療内容を変更することがあります。例えば、痛みがあって神経を取る治療が必要と思われた患者さまが、やはり神経を残せそうだとなった場合です。そのようなときにスタッフが、私の行動を見て治療に使う医療器具を変更してくれます。
指示されたことだけでなく、自分で考えて動けるスタッフを自慢に思います。
絶えず向上心を持つよう呼びかけるのが、当院のスタッフ教育です
新しいスタッフを迎えるとき、私はいつも「絶えず向上心を持ちなさい」と呼びかけています。私たちは明日を生きるために仕事をしていますが、仕事のために生きているわけではありません。ですから、家庭を犠牲にして仕事をすることはありませんが、職場にいる間は仕事に没頭するべきだというのが私の思いです。
生きていて壁にぶつかったとき、職場というのは成長できるフィールドであると考えています。当院のスタッフにも、患者さまにより良いケアや接遇ができるようになるきっかけを、日々の業務の中から見つけ出していってもらえたらと願っています。